タンパク質迅速定量装置
フォス・ジャパン株式会社製ケルテック8400
ケルダール法を用いた窒素分析の水蒸気蒸留と酸による滴定および定量計算を行う装置。設定により様々な食品の粗タンパク質を測定可能。
●測定時間:30mg Nで3.5分(200mg Nで6.5分)
●蒸留容量:~ 40 ml/分
●測定範囲:0.1~200 mg N
●再現性:1%RSD(分解過程を含む)
●回収率 :1~210mgの窒素レベルで99.5%以上
高速液体クロマトグラフシステム
㈱島津製作所製Prominenceシリーズ、Nexeraシリーズ等
高速液体クロマトグラフ法(HPLC)は、液体中の成分をカラムと移動相(溶離液)の相互作用の差を利用し分離・検出する手法です。分析したい成分に応じて分離方法・検出器を選択することで、低分子~高分子、低極性~高極性化合物まで様々な有機化合物の定性・定量が可能です。
そのため成分に応じた複数のシステム(糖、アミノ酸、有機酸等)が稼働しています。
●有機酸のような高極性で比較的低分子な化合物も分析可能
●脂質など低極性化合物も分析可能
●ポストカラム法を用いることで、分離しきれなかった夾雑成分の影響を除くことが可能
●高分子の定量および分子量分布測定が可能
脂肪抽出装置
フォス・ジャパン株式会社製Soxtec System HT6
ソックスレー法による粗脂肪を迅速かつ安全に抽出
する装置です。簡単な操作で抽出、リンス、溶媒回収
の各工程を行うことが出来ます。
●処理検体数:6検体
●試料量:1.5~2.0g程度
●溶媒量:約40ml程度
●処理時間:90分(抽出30分、リンス60分)
●抽出温度:100~200℃
原子吸光分光光度計
㈱島津製作所製AA-7000
食品中のミネラル類(金属成分)を定量する装置。
試料溶液をフレームもしくは電気炉で加熱、原子化し
特定波長の光を透過させ吸光度を測定する。その
吸光度から試料溶液中のミネラル濃度を求めることが
できます。
●測定波長:185nm~900nm
●分析法:フレーム法・ファーネス法
●分析元素:Na,K,Ca,Mg,Zn,Fe,Cu,Mn,Cd,As